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野外録音の本

…といっても、管理人が野外録音のファンというワケではなく、「野外録音アクションガイド」(松浦一郎・監修、朝日ソノラマ 1974年発行)を気に入って残していたという話。

「海のトリトン」の初回放映はカセットテープで残しており、その後、ビデオ購入まではレコーダのお世話になりました。野外録音も当然、このハードの登場で格段に容易になりました。この書籍はそういった背景の中で出版されたものです。程よいリアルさで描かれた宮部真也氏のイラストや各地の絵地図・写真のバランスが良く、野外録音の旅へ誘うように編集されてます。表紙が、女の子とバセットの組み合わせですが、某監督とは無関係です。生き物や自然相手の作業なので、解説の基本部分は現在も有効ですが、機材の方は形容し難いほど進歩してしまいました。参考までに、本書で録音機材として紹介されているものを列記しておきます。尚、価格は当時のものですから、3〜4倍して現在と比較して下さい。

【ソニー】

【テクニクス】

【ウーヘル】