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ネーミングまたは辞書の事

発端は、映画「シャイニング」でした。

マンガやアニメの無国籍なキャラクターの名前、架空の乗り物・機械装置の名前、変哲のない事物の名前。すぐに参照・引用元の判る名前等はどうという事はありません。「ガンダム」「イデオン」の場合も、その前に「トリトン」が有ったので監督の趣味?から簡単に元を類推できました。で「シャイニング」の場合、あの怪しいホテルの名称「オーバールック」に「魔力にかける」という意味がある事を知ったのは、映画公開後かなり経てからでした。愛用の辞書にたまたま掲載されていたわけですが、他の辞書ではどーでしょう。「英字郎」には出ませんでした。

あと「キャシャーン」もですが、映画化前から既に有った「CASSHERN」は「CASHIERN」ではないかと…。前述と同じ辞書で「捨て去る者」というのが小さく小さく記載されてます。英語圏の文化の深さも改めて認識しつつ、翻訳業の苦労の一端を垣間見た気がしました。

次は英語ではなく、あの「平成ウルトラマン」で使用された「ティガ」「ダイナ」です。ネタばれして久しいですが、「ティガ」がインドネシア語で「3」、「ダイナ」が日本の方言で「水平線」といった多言語な世界が展開されてました(ダイナは未確認)。

ここまで書いておいて何ンですが、原作者自身も意識していなかったら単なる穿ち過ぎなだけなので、適当なところで終わっときます。