絵ハガキ
こんな雑貨を見た。
現在も不変の宣材であるカード=絵ハガキ。70年代後半にアニメ商品が大量に展開された際も、目ぼしい作品が片っ端から絵ハガキになりました。種々の原画展・展示即売会に於いても、作品の複製を最も手軽に入手できるのが、このハガキだったりします。
近年は、安価なカラープリンタも品質が格段に向上しているので、単にカードを作成するだけなら、画像データを専用紙にフチ無し印刷するだけです。こんな絵ハガキに何か意味があるとすれば、『こんな物も有った』という事と、偶然に記録性の高い画像を使用していた時ぐらいでしょう。
以下は多少なりとも楽しめたカードを一部抜粋。
- 海のトリトン:劇場公開時のものだったと思うが自信なし。設定資料から起こしたものも、一部含まれていた。(製作・アカデミー)
- 超人ロック:作画グループ発行の単行本から抜粋したものと、月刊OUT'77年12月号の表紙から。(製作販売・アニメック)
- 竜の子プロ作品:「キャシャーン」「テッカマン」「ポリマー」ヒーロー揃い踏み。作品展での販売品?(製作・タツノコプロ)
- 東映長編アニメ1:数バージョン出た中からカラー印刷のもの。(製作販売・アニメポリス_ペロ)
- 東映長編アニメ2:モノクロ印刷。まだ売れ行き様子伺いのようなハガキ集。同時期に「ホルスの大冒険」のL版カラースチルも発売されており、宣材用のカットを含んでいた。(製作販売・アニメポリス_ペロ)
- 東映長編アニメ3:「東映長編アニメ大全集」の付録。「海底3万マイル」は劇場公開時の頒布品。(製作・徳間書店)
- 哀しみのベラドンナ:モノクロ印刷。本編及び宣材両方からの抜き出し。(製作販売・アニメック)
- 新年はがき:某有名挿絵画家なタッチのもの。タグを見れば、パチモン丸出しです。(製作販売・不明)
- その他:映画とTV宣伝用のハガキとカード。「トリプルファイター」「スペクトルマン」「初恋時代」「柔道一直線」「続・愛と誠」。