こんな雑貨を見た。
TVアニメの市場を劇的に拡大した「宇宙戦艦ヤマト」でしたが、1作ごとにショボくなり、製作母体は48億円の負債を抱えて破産しました。作品設定については様々な議論はあるでしょうが、宇宙=海のイメージや広々したブリッジは既に「宇宙大作戦」がやっていました。何が新しかったかと言えば、小汚い船がそのまんま飛行する事とこれでもかと並ぶ松本メーターではなかったかと…。
ところで、作品の製作過程でいろいろ確執はあっただろうとは思いますが、いまだによく判らない事があります。
まず、ひとつがキャラクター設定です。あの、さいとうたかを風の初期設定ではなく、某誌の折り込みにあった完全松本美女の森雪と小沢さとる風に垢ぬけた沖田艦長をなぜ採用しなかったのだろうかという疑問です。隊員の制服も色が違います。これが第一印象だったため放映作品とは結構ギャップがありました。
次に小説化された際の表紙カバーです。管理人はこれを「スターシャ古代進」と呼んでいます。妖しさがなんとも言えず、これはこれでいいかも…だったのですが、その後の版には使用されていません。単なる間違いだったのでしょうか。同様に、テレビランド版「ヤマト」(画・聖悠紀)も独自のタッチで出色の出来です。これも未だに単行本未収録ですか?
最後は「ヤマト」ではなく、その公開時に配布していたチラシです。「汚れた英雄(作・大藪春彦)」を映画(アニメ)化する云々と喧伝して、いつの間にか立ち消えたものです。全国にチラシを配布しておいて製作中止というのも尋常な状況ではなさそうです。この時すでに経営状態が悪化していたのでしょうか。
一昨年、小学生向け雑誌に連載されていた読み物「ヤマト」が再録されたので、未収録のものが完全に見捨てられたわけではないと考えています。他の作品との併載ではなく「ヤマト」単独できっちりオトシマエをつけて欲しいものです。