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ど根性ガエル

こんな雑貨を見た。

1970年初頭、土曜日午後7時の朝日放送といえば、歌謡番組・クイズ番組が主流で他局のアニメ・特撮番組に押され気味でした。「リュウ」「トリトン」の後番組、通算3作目の「ど根性ガエル」でようやく視聴率上成功し、この作品は103週・206話が製作されています。
今のようにメディアが多角化している状況から見れば、「トリトン」の視聴率が特に悪いわけではありません。今となっては2クール・27話というのもお手頃なサイズだと思います。特にコンテンツとして映像が直接商品になる時代、全話入りBOXが1箱で済むというのは、記録メディア移行の際に有利です。とはいえ、土曜日午後7時で視聴率10%前後をウロウロしていては打ち切りですか。キビしい世界じゃ。

その「ど根性ガエル」のピン・バッジ。かなり大きめの物(直径8cm)で、アニメ化記念の読者全員プレゼントだと記憶しています。当然、激・量産品です。少年ジャンプ誌では「荒野の少年イサム」でも同様のおまけがありました。「海のトリトン」の場合はサンケイ新聞が連載媒体でしたが、記念品プレゼントというものは有ったのでしょうか? 「ヤマキ・ハナカツオ」の下敷や「たのしい幼稚園」と朝日放送のEP盤プレゼントぐらいしか覚えていないのですが…(朝日新聞のぬり絵はよー判らん)。諸々の連載マンガ・TV放映記念品コレクション本って誰か作っていますか。

■P.S.これも、どーでも良いことと言い切ってしまう(^^)。景品ピン・バッヂの亜流で、集英社の学習漫画を購入するともらえるという、読書勧奨宣材もあった。他にもガラクタ箱の中からは、怪獣バッヂやらキャンペーンもの、知事選向け、関空建設反対バッヂとか出てきました。やっぱりゴミじゃネ、これらは。