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人魚の酒

こんな雑貨を見た。

20年ほど前になるが、若狭小浜で「人魚の酒」を購入した。中身は普通の酒(清酒1級)だが、容器が人魚になっていた。陶製なので呑んだ後も飾ってある。デザインは、フィシャーマンズ・ワーフ近くにある人魚の像がモデルになっている。さすが「八百比丘尼」伝説の土地だと当時は思ったのだが、今もあるのだろうか。この類いは、大阪・海遊館裏の人魚姫像のレプリカや鳥取の水木しげるロードがある。これらは空想の生き物なので、オーダーメイドのフィギュアといった趣きがあり目を楽しませてくれる(だからといって、持っていっちゃ駄目だよ)。


■P.S.(2005.05.16)「人魚の酒」の空き箱が出てきたので確認したら、製造・販売が「株式会社 わかさ富士」になっていました。検索してみたら、PRサイトを立ち上げられてましたが、この商品は既に消滅していました。うーん、酒を充填してから半年もすれば味は落ちる一方だし、売れ行きが悪ければ早急に撤退するのが得策…だったとすると、短命な商品だったのだろうか。今ごろ惜しがっても遅過ぎるので無意味ですが。今なら、「若狭の伝説フィギュア」とか銘打って、おまけを付けるといったような方法も可能でしょう。類似のものは過去に登場済みではありますが。