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最驚のPC漫画

こんな雑貨を見た。

…というか、正確には付録です。
PC系のマンガといえば、主にエンドユーザー・サイドのものがほとんどです。その中では「電脳なをさん(作・唐沢なをき)」が鋭くMacとそのユーザを描き切って楽しませてくれます。エロ系も良いですが「政岡憲三漫画」「詩情横溢漫画」ようなまったりとした展開が好みです。あと、「あ☆かるいMac道のススメ(作・塩川泉、まつむらまきお)」も役に立たなさ度が高く、ほのぼのとして良かったりします。

これらとは対極に位置する、数少ない技術屋サイドのPC(?)漫画が「フジワラヒロタツの現場検証(作・藤原弘達)」です。その抜粋編が「interface」誌(CQ出版社)2002年1月号で付録になりました。漫画とコラムを足しても毎月1頁ですから、単行本になるとしてもかなり先でしょう。個人的には、未収録のプレゼンの話や「青色LEDを眺めつつ」「再び人月の神話」が良いです。 SEとSFとオタクが渾然一体となったSE(Salaryman Engineer)漫画、未読の方は御覧あれ。

ところで「再び人月の神話」に、「ガンドレス方式」という暫定対応による納期破綻回避策が提唱(?)されていますが、先例として「LP_ダイターン3音楽集」があった事を補足したいと考えます。

■追伸(2003.1.28)
日本経済新聞・2003.1.19号社会面に、藤原弘達氏がにこやかに登場というか、紹介されております。

■追伸(2003.9.6)
連載が暫く途絶えたと思ったら、2003年10月号で最終回になりました。う〜ん、お疲れさまでした。