Tの磁場

「海のトリトン」と映画

「海のトリトン」放映以前の作品で、明らかに取材・参考にしているものや何となく「トリトン」な作品まで列記してみました。「Tの拾遺」に記載済みのものも含まれています。特に、1940〜50年代のイタリア映画は、巨大セットのノウハウを生かした古代史劇を多く製作しています。これらの、トリトンや怪人たちのコスチュームへの影響は少なくないと考えています。
 尚、ビデオ化していない作品がかなり有るので、ガイド・ブック等で確認してからレンタル屋へ行きませう。

◇「トリトン」放映以前の作品◇

◆「トリトン」な映画◆

【ユリシーズ】Ulisse〈イタリア〉1954 年
監督/マリオ・カメリーニ
☆ホメロス「オデュッセイア」を豪華キャストで映画化したもの。

【片目の巨人】Maciste Nella Terra Del Ciclopi〈イタリア〉1961 年
監督/レオン・ビオラ
☆勇者マチステがポリフェヌスの子孫・片目の巨人と戦う。

【南十字星の下】Dagli Appennini Alle Andes〈イタリア〉1958 年
監督/フォルコ・クイリチ
☆「母をたずねて三千里」を記録映画的手法で映像化した名作。内容ではなく、映画のタイトルがポイント。

【緑色の髪の少年】The Boy with the Green Hair〈アメリカ〉 1949 年
監督/ジョセフ・ロージー
☆戦災孤児となった少年の髪が一夜にして緑色に変わる。髪の色のために少年が孤立する所がポイント。

【地底探検】Journey to the Center of the Earth〈アメリカ〉 1959 年
監督/ヘンリー・レヴィン
☆失踪した火山学者の後を追うと、地下世界とアトランティスの遺跡に遭遇する。「トリトン」の冒頭ナレーションの元。

【テセウス対ミノタウロス】〈イタリア〉 1960 年
監督/シルビア・アマディオ
☆テセウスが海の女神からもらった魔法の剣でミノタウロスを倒す。

【アルゴ探検隊の大冒険】Jason and Argonauts〈イギリス〉 1963 年
監督/ドン・チャフィー 
☆金羊毛を求めて航海するアルゴ号の驚異に満ちた物語。引用がいっぱい。

【アルジェの戦い】La Battaglia Di Algeri〈イタリア/アルジェリア〉 1966 年
監督/ジッロ・ポンテコルヴォ
☆フランスの植民地アルジェリアの独立を迫真的に描く。最終回の作劇方法への影響。

【海底3万マイル】〈日本〉 1970年
監督/奥多貞弘
☆原作・石森章太郎。世界征服を企図する海底国と平和を望む海底国の対決。

【空飛ぶゆうれい船】〈日本〉 1969 年
監督/池田宏
☆原作・石森章太郎。謎の悪玉ボアとスーパー潜水艦の対決を描く。通信クラゲの元ネタ。

【豪勇ゴライアス】Goliath and Dragon〈イタリア/フランス〉 1961年 
監督/ビットリオ・コッタファーヴィ
☆テーベの王ゴライアスがミケーネの悪王と闘う史劇。恐竜も登場。

【豪勇ペルシウス大反撃】Perseo L'Invincibile〈イタリア/スペイン〉 1963年 
監督/アルベルト・デ・マルティーノ 
☆ペルシウスが、怪獣やメデューサの棲む悪玉国家を倒す。

【巨人ゴーレム】Golem,Der :Wie Er In Die Welt Kam〈ドイツ〉 1920 年
監督/パウル・ヴェゲナー
☆1914年製作作品のリメイク。

【巨人ゴーレム】 〈フランス〉 1935 年
監督/ジュリアン・デュヴィヴィエ
☆圧政に苦しむユダヤ人を巨人ゴーレムが救う。第25話の参考。

【大魔神】〈日本〉 1966 年
監督/安田広義
☆戦国時代、虐げられた者たちのために巨大な埴輪型の石像が領主を倒す。三部作。第25話の参考。

【巨大生物の島】Mysterious Island〈イギリス〉 1961 年
監督/サイ・エンドフィールド
☆南北戦争時、兵士らが漂着した島は巨大生物だらけだったが、実は…。

【海底大戦争】〈日本/アメリカ〉 1960 年
監督/佐藤肇
☆人間を改造し半魚人を造る悪の海底帝国と千葉真一の戦い。

【魔獣大陸】The Lost Continent〈イギリス〉 1968 年
監督/マイケル・カレラス
☆魔の海に迷い込んだ人々が、命からがら脱出する。原作/デニス・ホイットリー。第26話の元ネタ。
■3本抱きあわせ…、もとい同シリーズのパッケージ製品「ハマー・フィルム怪奇コレクション4」として、ようやく日本版DVDが発売された。
■PS:その後、2003年に単品販売となったが、いつの間にか品切れ状態に。

【魔海の髑髏島】The Isle of Lost Ships〈アメリカ〉 1923 年
監督/モーリス・ターナー
☆原作はクリッテンデン・マリオット。難破した汽船が取り残された3人だけ乗せて、船の墓場(のような場所)に流れ着くと、そこには先客が…。
■本作は手持ちの資料から詳細を確認できず、ネット上の情報のみに依存。

【魔の海】〈アメリカ〉 1929 年
監督/アーヴィン・V・ウィラット
☆原作は「魔海の髑髏島」と同じクリッテンデン・マリオット。ストーリも同じくである。
■本作は手持ちの資料から詳細を確認できず、ネット上の情報のみに依存。

【海の野獣】The Sea Beast〈アメリカ〉 1926 年
監督/ミラード・ウェップ
☆メルヴィル「白鯨」の翻案。甘〜いハッピーエンドで終わる。

【白鯨】Moby Dick〈アメリカ〉 1956 年
監督/ジョン・ヒューストン
☆メルヴィル「白鯨」をレイ・ブラッドベリの脚本で映画化。

【古城の妖鬼】〈アメリカ〉 1935 年
監督/トッド・ブラウニング
☆男女の吸血鬼は、実は警視庁に雇われた俳優だった。第9話のネタ。

【血とバラ】Blood and Roses〈フランス/イタリア〉 1960 年
監督/ロジェ・ヴァディム
☆原作レ・ファニュの倒錯的吸血鬼映画。これも第9話のネタ。

【吸血原子蜘蛛】Earth vs. the Spider〈アメリカ〉 1958 年
監督/バート・I. ゴードン
☆巨大な蜘蛛の咆哮が、町を恐怖に叩き込む。学生がちょっちお間抜け。第20話のスパイダー。

【大江山酒天童子】〈日本〉 1960 年
監督/田中徳三
☆平安末期、藤原氏に対抗する酒天童子らを描いた幻想絵巻。口から蜘蛛の糸。

【安寿と厨子王丸】〈日本〉 1961 年
監督/藪下泰司
☆原作・森鴎外。成長した厨子王丸は妖怪蜘蛛と対決する。口から蜘蛛の糸。

【怪竜大決戦】〈日本〉 1966 年
監督/山内鉄也
☆主役御三方が大怪獣に変化するという東映京都製作の特撮時代劇。クライマックスで大蜘蛛登場、口から蜘蛛の糸。同年公開の「ワタリ」では、動画部分を森康ニ・菊池貞雄・羽根章悦、三氏が担当。

【九尾の狐と飛丸】〈日本〉 1967 年
監督/杉山卓
☆原作・岡本綺堂による伝奇ファンタジーの佳品。不動明王の剣が、まるで〜〜の短剣。

【原子怪獣現わる】The Beast From 20,000 Fathoms〈アメリカ〉 1953 年
監督/ユージン・ルーリー
☆水爆実験で目覚めた怪獣を攻撃すると、その血液の放射線から被曝者が続出する。

【海の底から来た怪物】The Monster from the Ocean Floor〈アメリカ〉1954年
監督/ワイオット・オーダング
☆深海からアメーバ状の巨大生物が出現する。

【妖女ゴーゴン】The Gorgon〈イギリス〉 1963 年
監督/テレンス・フイッシャー
☆人を石に変えるゴーゴンの悪霊が美女に憑依する。

【アマゾンの女王】La Regina Delle Amazzzoni〈イタリア〉 1960 年
監督/ビットリオ・サラ
☆古代ギリシャを舞台とした女護ケ島綺譚。

【スパルタカス】Spartacus〈アメリカ〉 1960 年
監督/スタンリー・キューブリック
☆反乱奴隷スパルタカスの戦いと挫折を描いた古代史劇の名作。

【ひとりローマと戦う】Solo Contro Roma〈イタリア〉 1962 年
監督/ハーバート・ワイズ
☆圧政に立ち向かう男を描く古代史劇。

【パーティ・ビーチの恐怖】Horror of Party Beach〈アメリカ〉1963年
監督/デル・テニー
☆放射性廃棄物が生んだ海の怪物の団体と若者たちの戦い。

【ジークフリード】Sigfrido〈イタリア〉1960年
監督/ジャコモ・ジャンティローモ
☆有名な伝説の映画化。竜を倒し、その血を浴びて不死身となったジークフリードの栄光と悲劇。

【海底王キートン】The Navigator〈アメリカ〉 1924 年
監督/バスター・キートン
☆太平洋を漂流する巨大客船に取り残されたキートンと娘の運命やいかに。魚とチャンバラをする。

◆アトランティス映画◆

【アトランティス】〈デンマーク/ドイツ〉 1913 年
監督/アウグスト・プロム
☆原作G・ハウプトマン。最初のアトランティス映画?。

【アトランティス】〈フランス〉 1921 年
監督/ジャック・フェデール
☆原作P・ブノア。二人の男がアトランティスの女王の虜になる。

【アトランティード】〈ドイツ〉 1932 年
監督/G・W・パブスト
☆原作P・ブノア。二人の無法者がアトランティスへやって来る。

【Siren of Atlantis】〈アメリカ〉 1948 年
監督/G・G・トーラス
☆原作P・ブノア。3度目の映画化、未公開。

【アトランタイド】Journey under the Desert〈イタリア/フランス〉 1961年
監督/エドガー・G. ウルマー
☆原作ピエール・ブノアの4度目の映画化。王国は核実験の爆発で消滅する。

【謎の大陸アトランティス】Atlantia,the Lost Continent〈アメリカ〉 1961 年
監督/ジョージ・パル
☆高度文明を持つアトランティスの野望と破滅を描く。

【アトランティス征服】Hercules Conquers Atlantis〈イタリア/フランス〉 1965 年
監督/ビットリオ・コッタファーヴィ
☆ヘラクレスを伴ったテーベの王が、恐るべき力を持つテセウスの血に太陽の光をあて、アトランティスを滅ぼす。

【海底下の科学戦】Undersea Kingdom〈アメリカ〉 1936 年
監督/B. R. イーソン
☆アトランティスの生き残りの片割れが世界征服を目指すが、もう一方の勢力は米国海軍と協力して対抗する。

【メトロポリスの巨人】Gigante di Metropolis〈イタリア〉 1962 年
監督/ウーンベアトウ・スカルペリ
☆アトランティスの悪の科学者が実験に失敗し、核爆発でアトランティスを沈めてしまう。

◆人魚・水棲人もの映画◆

【彼と人魚】Mr.Peabody and the Mermaid〈アメリカ〉 1948 年
監督/アービン・ピシェル
☆初老の紳士が人魚を釣り上げる、夢オチっぽい作品。

【恋の人魚】Miranda〈イギリス〉 1948 年
監督/ケン・アナキン
☆コーンウォールで休暇中に、人間に釣り上げられてしまった人魚のミランダが起こすハプニング。翌年にBBCでTV化された。

【大アマゾンの半魚人】Creature From the Black Lagoon〈アメリカ〉 1954 年
監督/ジャック・アーノルド
☆最初の半魚人映画。アマゾン奥地の黒い入江に棲むイカツイ両棲人間との遭遇。続編が製作されている。

【両棲人間】 Cheloviek Amphibia〈ソ連〉 1962 年
監督/G・カザンスキー、V・チェボタリオフ
☆科学者が鮫の鰓を男に移植して、両棲人間に改造する。

◆海洋・海洋生物映画◆

【竜宮城】〈アメリカ〉 1929 年
監督/ルーシャン・ハバード
☆原作ヴェルヌ「神秘の島」。小さな水棲人が登場する。

【海底六万哩】〈アメリカ〉 1916 年
監督/ステュアート・ペイトン
☆ヴェルヌの「海底二万哩」と「神秘の島」を合わせた作品。

【絶海の嵐】Reap the Wild Wind〈アメリカ〉 1942 年
監督/セシル・B. デミル
☆19世紀のフロリダが舞台。貨物船を難破させて積荷を奪う一味を壊滅させるため、戦う人々を描いた大作。海底の難破船探査中に全長18mの大イカも襲って来る。

【海底二万哩】20000Leagues Under the Sea〈アメリカ〉 1954 年
監督/リチャード・フライシャー
☆最も有名な、ディズニーによる映画化作品。

【海底軍艦】〈日本〉 1963 年
監督/本多猪四郎 
☆原作・押川春浪。ムウ帝国と万能戦艦・轟天号の対決を描く。

【海底世界一周】Around the World Under the Sea〈アメリカ〉 1966 年
監督/アンドリュー・マートン
☆超深海潜水艦が、深海の脅威の中で任務遂行するが遂に大災害が起こる。

【ネモ船長と海底都市】Captain Nemo and the Underwater City〈イギリス〉 1969 年
監督/ジェームズ・ヒル
☆難破した船の人々が、超深海の海底都市に救出される。

【緯度0大作戦】〈日本〉 1969 年
監督/本多猪四郎
☆巨大ネズミやグリフォンが登場する海洋冒険活劇。

【地球の危機】Voyage to the Bottom of the Sea〈アメリカ〉 1961年
監督/アーウィン・アレン
☆原子力潜水艦シービュー号で地球の危機を救う。流石に映画版は「トリトン」と全く無関係だが、TVシリーズは怪獣・怪人なんでも有りだった。

【海底都市】City Beneath the Sea〈アメリカ〉 1971 年
監督/アーウィン・アレン
☆海底都市の問題を克服し、地球の危機を救う。

【深海の軍神】〈アメリカ/イギリス〉 1965 年
監督/ジャック・ターナー
☆半魚人を追った男たちは海底都市ライオネスへ辿り着く。

【鯨神】〈日本〉 1962 年
監督/田中徳三
☆原作・宇能鴻一郎。巨大凶暴なセミクジラと漁師の戦いを描く。

【フランケンシュタインの怪獣サンダ対ガイラ】〈日本〉 1966 年
監督/本多猪四郎
☆山に棲むサンダと凶暴な海のガイラの対決を描く。前半の地曳き網のシークエンスが良い。

【フリッパー】Flipper〈アメリカ〉 1963年
監督/ジェームズ・B. クラーク
☆TVシリーズ「わんぱくフリッパー」製作の端緒になった作品。少年サンディ役はTV版も同じ。

【虹の世界のサトコ】Sadko〈ソ連〉 1952年
監督/アレクサンドル・プトゥシコ
☆吟遊詩人サトコが海神の末姫の助力により、3隻の商船隊で冒険の旅へ出る。

【深紅の帆】〈ソ連〉 1961 年
監督/アレクサンドル・プトゥシコ
☆原作A. グリーンの詩美あふれるメルヒェンの映画化。

【青い大陸】Sesto Continente〈イタリア〉 1954 年
監督/フォルコ・クイリチ
☆紅海の海底探査を記録したドキュメンタリー映画。

【チコと鮫】Tico and the Shark〈イタリア〉1962 年
監督/フォルコ・クイリチ
☆少年チコと鮫の変わらぬ友情と、変わっていく世界(=環境破壊)との対立を描いた佳品。鮫はメカではなく本物を使っている。1979年に「少年と鮫」でリメイクされた。
1972年夏に塩屋翼氏が吹替で出演。同氏のこれ以外の映画吹替は「わんぱく戦争」「略奪された100人の花嫁」「アイアンサイド」「宇宙大征服」等がある。

【真紅の盗賊】The Crimson Pirates〈アメリカ〉1952 年
監督/ロバート・シオドマク
☆18世紀のカリブ海を舞台にした傑作海洋活劇。「トリトン」よりも宮崎駿監督作品に影響が顕著。また「ジョジョの奇妙な冒険」にも引用ネタ有り。「ジョジョ〜」は元々映画ネタが多いが…。他にも海賊映画はかなりあります。ざっと数えても20作以上、1950〜1960年にかけて集中的に製作されている。

【裸女と海賊】La Scimitarra Del Saraceno〈イタリア〉1959年
監督/ピエロ・ピエロッティ
☆15世紀の地中海が舞台。海賊・将軍・女王らの謀略合戦を描く海洋活劇。この手の作品は古代史劇と同様、コスチュームものになります。

【海賊ブラッド】Captain Blood〈アメリカ〉1935 年
監督/マイケル・カーティス
☆アイルランド人の精神科医が海賊になって、暴れ回る海洋大活劇。エロール・フリンの出世作。

【沈黙の世界】Le Monde Du Silence〈フランス〉 1956 年
監督/ジャック・イヴ・クストー、ルイ・マル
☆クストー自身も撮影参加した長編潜水記録映画。

【太陽のとどかぬ世界】World without Sun〈フランス/イタリア〉 1964 年
監督/ジャック・イヴ・クストー
☆紅海の海底を舞台にした潜水記録映画第二弾。

【世界の果てへの旅】Voyage au Bout du Monde〈フランス〉 1975 年
監督/ジャック・イヴ・クストー
☆南極海の豊かな生命を記録した潜水記録映画第三弾。

【海の暴れ者】The Sea Spoilers〈アメリカ〉1936年
監督/フランク・ストレイヤー
☆沿岸警備隊と沿岸ギャングの海洋活劇。

【海の狼】The Sea Wolf〈アメリカ〉1941年
監督/マイケル・カーティズ
☆ジャック・ロンドンの代表的な海洋小説の映画化。同原作の映画化は他多数あり。

【海の男】Down to the Sea in Ships〈アメリカ〉1949年
監督/ヘンリー・ハサウェイ
☆舞台は1880年代、氷山に乗り上げた船を救う話。

【海の魂】Souls at Sea〈アメリカ〉1937年
監督/ヘンリー・ハサウェイ
☆英国諜報部の依頼で奴隷商一味を探る任務に着く船長の冒険と恋を描いた作品。配役にゲーリー・クーパー、ジョージ・ラフト等、豪華な顔ぶれを起用した海の大作。

【海の呼ぶ声】Deep Waters〈アメリカ〉 1948年
監督/ヘンリー・キング
☆メーン州のエビ捕り漁師と恋人の確執を描いた佳品。当時の映画評によると、『この映画の精神は「海に乗り出せ, 海の子よ!」』とある。

【青い大きな海】La Grande Strada Azzurra〈イタリア、フランス、スペイン、ユーゴ〉 1957年
監督/ジロ・ポンテコルヴァ
☆原作フランコ・ソリナス。アドリア海を舞台に、爆漁の様を描いた佳作。海上からは美しい青、海中は不気味な茶褐色という色彩設計が成されている。

【艦長ホレーショ】Captain Horatio Homblower〈アメリカ・イギリス〉 1951年
監督/ラオール・ウォルシュ
☆有名な海洋小説の映画化。ホーンブロワーは、グレゴリー・ペックが演じている。

【水爆と深海の怪物】It Came from Beneth the Sea〈アメリカ〉1955年
監督/ロバート・ゴードン
☆深海の巨大タコが水爆のためにサンフランシスコに現れる。予算不足のため、タコの足が少ない。

◇「トリトン」放映以降の作品◇

▼「トリトン」放映以降の作品で、海洋テーマ等の作品を列記しています。新しい作品もぼちぼち追加していますが、怪獣映画や鮫映画ばかりなのが気になる。▲

【惑星ソラリス】Solaris〈ソ連〉 1972 年
監督/アンドレイ・タルコフスキー
☆原作S・レム。思考する海の惑星と人間のコミュニケーション。

【イルカの日】The Day of the Dolphin〈アメリカ〉 1973 年
監督/マイク・ニコルズ
☆人語を理解するイルカと教育した科学者、それを利用しようとする機関の確執。

【深海征服】The Neptune Factor〈カナダ〉 1973 年
監督/ダニエル・ペトリー
☆調査に赴いた潜水艇が、巨大生物に遭遇する。

【ジョーズ】Jaws〈アメリカ〉 1975 年
監督/スティーブン・スピルバーグ
☆海水浴場を襲う巨大なホオジロザメの恐怖。

【テンタクルズ】Tentacles〈イタリア〉 1977 年
監督/オリバー・ヘルマン
☆タコとシャチが戦う本編より、映画ポスターの方が良い作品。

【アトランティスから来た男】Man from Atlantis〈アメリカ〉 1977 年
監督/ハーバート・F. ソロー
☆TVシリーズ。アトランティスの生き残りが海洋リサーチ研究所に協力する冒険譚。

【アトランティス七つの海底都市】Seven City of Atlantis(Warlords of Atlantis)〈イギリス〉 1978 年
監督/ケビン・コナー
☆19世紀のカリブ海、主人公らはアトランティス人(=火星人)に遭遇する。

【アトランティスの謎】The Amazing Captain Nemo〈アメリカ〉 1978 年
監督/アレックス・マーチ
☆ヴェルヌ「海底2万マイル」の翻案。冷凍されていたネモ船長が甦り悪の教授と戦う。

【オルカ】Orca〈アメリカ〉1977 年
監督/マイケル・アンダーソン
☆伴侶と子を失ったシャチの復讐を描く海洋パニック映画。

【バミューダの謎】〈アメリカ〉 1978 年
監督/小谷承靖(トム・コタニ)
☆TVムーヴィー。海で死んだ少女の姿を借りた巨大ガメの精の話。

【ザ・フォッグ】The Fog〈アメリカ〉 1979 年 
監督/ジョン・カーペンター
☆百年前の復讐のため伝説の幽霊が、霧と共に海からやって来る。

【エクスカリバー】Excalibur〈イギリス〉 1981 年 
監督/ジョン・ブアマン 
☆T・マロリー卿の膨大な原作を、重厚な映像でダイジェストしたアーサー王伝説映画の秀作。

【スプラッシュ】Splash〈アメリカ〉 1984 年
監督/ロン・ハワード
☆現代ふうにアレンジされた人魚姫の物語。

【グリーン・レクイエム】〈日本〉 1985 年
監督/今関あきよし
☆原作・新井素子。植物と感応する異星人と地球人のハーフの物語。髪が緑色だ。

【コクーン】Cocoon〈アメリカ〉 1985 年 
監督/ロン・ハワード
☆地球外生物と養老院の老人の交流を描く。

【海から来た少年・珊瑚礁に消えた謎】The Silent One〈ニュージーランド〉 1984年
監督/イヴォンヌ・マッケイ
☆原作は、1981年に児童文学賞を受賞したジョイ・カウリー「サンゴしょうのひみつ」。南の島に漂着した子供は、白いウミガメの変化だったという話。おそらく現地の方が出演しているのだろうと思うが、なかなか良い味を出してます。白い海亀はどうやって調達したのか?メークしているようには見えないが。

【スタートレック・故郷への長い道】Star Trek IV: The Voyage Home〈アメリカ〉 1986 年
監督/レナード・ニモイ
☆地球を救うため、過去の地球からザトウクジラを連れて来る物語。

【グラン・ブルー】Le Grand Bleu〈フランス〉 1988 年
監督/リュック・ベッソン
☆フリー・ダイビングの世界記録に挑む二人の男を描く海洋ロマン。複数の異なるヴァージョンが存在し、オリジナルは169分、フランス版は132分、アメリカ版は120分で音楽もビル・コンティが担当。

【ザ・デプス】Deepstar Six〈アメリカ〉 1989 年
監督/ショーン・S・カニンガム
☆深海一万mの海底基地に忍び寄る未知の恐怖。

【アビス】The Abyss〈アメリカ〉 1989 年
監督/ジェイムズ・キャメロン
☆SF深海スペクタクル。完全版(141分)での視聴をお薦めする。

【マンタ】Lord of the Deep〈アメリカ〉1989年(ビデオ販売は2002年)
監督/メアリー・アン・フィッシャー
☆帝王ロジャー・コーマン製作の残念ムービー。2020年、壊滅寸前の地球。最後の希望を託した海底基地も、企業と政府のエゴの温床となっていた。そこへ、海底に潜む地球外生命体が、救いの手を差し伸べようとする。

【リバイアサン】Leviathan〈アメリカ〉1989年
監督/ジョージ・P・コスマトス
☆深海の資源採掘基地に持ち込まれた沈没船のブツから恐るべき生命体が生じる。

【アトランティス】Atlantis〈フランス〉 1991 年
監督/リュック・ベッソン
☆海への深い愛情を謳いあげたイメージ・フィルム。なごみ系リラックス映画。

【シークエストDSV】〈アメリカ〉 1993 年
監督/アーヴィン・カシュナー
☆海洋の平和維持の任務につくスーパー潜水艦シークエストの活躍。

【フリーウィリー】Free Willy〈アメリカ〉1993年
監督/サイモン・ウィンサー
☆孤独な少年ジェシーとシャチの友情物語。3部まで製作された。

【フィオナの海】The Secret of Roan Irish〈アメリカ〉 1994 年 
監督/ジョン・セイルズ
☆アイルランドの妖精伝説を基にした作品。

【人魚伝説】〈香港〉 1994 年 
監督/ノーマン・ロウ
☆「スプラッシュ」を思わせる設定だが、人魚と陸の男達の三角関係+学園ラブコメという所がなかなか嵌まっている。

【ウォーター・ワールド】Waterworld〈アメリカ〉 1995 年
監督/ケビン・レイノルズ
☆水没惑星の唯一の陸地を探し求める人々を描く。

【カット・スロート・アイランド】Cutthroat Island〈アメリカ〉 1996 年
監督/レニー・ハーリン
☆今どきの海賊映画。

【白い嵐】White Squall〈アメリカ〉 1996 年
監督/リドリー・スコット
☆ダウンバーストによる有名な海難事故を映画化したもの。

【ビースト】〈アメリカ〉 1996 年
監督/ジェフ・ブレックナー
☆TV用映画。「ジョーズ」のダイオウイカ版である。

【ACRI】〈日本〉 1996 年
監督/石井竜也
☆幻の水棲人間を探す人々を描く海洋ファンタジー

【海底20000マイル】20,000 Leagues Under the Sea〈〉 1996 年
監督/マイケル・アンダーソン
☆ヴェルヌ原作の映画化。潜水艦ノーチラス号が巨大生物の襲撃で大ピンチに陥る。

【オデッセイ】The Odyssey〈アメリカ〉 1997年
監督/アンドレイ・コンチャロフスキー
☆ホメロス「オデュッセイア」のTV用映画。CG技術の発達が可能にしたカリュブディスの映像化が良い。

【モビー・ディック】〈アメリカ〉1998年
監督 /フランク・ロッダム
☆TV向け映画。ビデオ化で完全版(184分)となる。

【海獣ガジュラ】Gargantua〈アメリカ〉1998年
製作/ブラッドフォード・メイ
☆TV放映のみの視聴でなんですが(2003年と2004年にオンエア)へっぽこな怪獣が登場。原題は巨獣といった程度の意味ですが、日本題のセンスがよりB級っぽさを醸し出す。

【ザ・グリード】Deep Rising〈アメリカ〉1998年
監督 /スティーブン・ソマーズ
☆深海12000mから蠕虫の化け物が浮上して、客船の乗客を丸呑みにする海洋モンスターもの。アクション映画としても良く出来た作品。最後のオチがミエミエなのは御愛嬌。

【ディープ・ブルー】〈アメリカ〉1999年
監督 /レニー・ハーリン
☆人脳を移植された鮫の怒りが爆発する。人の脳って確か、鮫の…。

【G-SAVIOUR】〈日本、アメリカ〉1999年
監督 /グラム・キャンベル
☆放映当時、内容のひどさにガッカリしましたが、再見する機会があって考えを変えました。この作品は「ガンダム」ものではなく、単なる「海底農場繁盛記」として鑑賞すべきだったと。製作当時、欧米SFの潮流が、海洋ものに一時回帰してましたので、その影響かもしれない。

【デュカネ 小さな潜水夫】〈デンマーク〉2000 年
監督/オーケ・サンドグレン
☆ビデオ化タイトル「デュカネ・U-461の謎」。沈没したUボートに隠された恐るべき秘密と、それらを解放しようとする少年達を描いた佳品。

【ディープ・ライジング】〈アメリカ〉2000 年
監督/デヴィッド・ワース
☆狂暴な人食いザメが水族館から逃げ出す、鮫パニック映画。

【オクトパス】〈アメリカ〉2000 年
監督/ジョン・エアーズ
☆放射能汚染により超巨大化したタコが米軍潜水艦に襲いかかるが、いつの間にかデザスター・パニックになる。タコだけではもたなかったんでしょう。

【アフター・ザ・ストーム】After the Storm〈アメリカ〉2000年
監督/ガイ・ファーランド
☆沈没した豪華客船のお宝を狙う輩を、サメが狙う。

【マリン・クラッシュ】Submerged〈アメリカ〉2000年
監督/エド・レイモンド
☆海底に沈んだ核ミサイル攻撃衛星のプログラムをめぐる活劇。

【ロック・ネス】〈アメリカ〉2001年
監督/チャック・コミスキー
☆ネス湖の怪獣もの。おバカな楽しい作品。

【パニック・イン・ザ・ダーク】〈アメリカ〉2001年
監督/ウィルフレッド・シュミット
☆海面下1万mの超深海にある、採掘場の居住棟に穴を開けてしまう、というお話しらしい。未見。

【ダゴン】Dagon〈アメリカ?〉2002年
監督/スチュアート・ゴードン
☆ラブクラフト原作もの。基本的には「インスマスの影」だが、色々混ざって結構ファンタスティックな仕上がり。字幕で「半漁人」って出ますが、「半魚人」でしょ…と軽くツッコミ。

【シャーク・ハンター】Shark Hunter〈アメリカ〉2002 年
監督/マットコッド
☆鮫パニックものは、遂にメガロドン映画になった。

【メガロドン】〈アメリカ〉2002年
監督/ゲイリー・J. タニクリフ
☆原作と同様、地層を突き破って云々…は無理がありますが、古代魚やら何やらが映画らしい中盤の見せ場を作っているし、海底エレベータや掘削基地も良いです。ラスト・シーンが綺麗です。

【ビロウ】Below〈アメリカ〉2002年
監督/デヴィッド・トゥーヒー
☆潜水艦サイコ・サスペンス。

【ゴースト・オーシャン】Devil's Tattoo〈アメリカ〉2003年
監督/ジュリアン・キーン
☆廃棄寸前の海底油田基地に忍び込んだ、環境テロ集団が遭遇する恐怖。

【フロム・デプス】Dark Waters〈アメリカ〉2003年
監督/フィリップ・ロス
☆1200mの深海にある研究基地が破壊された原因は、体長10数mを越える知性化されたホオジロザメの大群だった。

【ディープ・ショック】Deep Shock〈アメリカ〉2003年
監督/フィリップ・ロス
☆「アビス」!

【クジラの島の少女】Whale Rider〈ニュージーランド〉2003年
監督/ニキ・カーロ
☆「海から来た少年」もそうだが、ニュージーランド製のこの種の作品には説得力があるような気がする。原作は「Tの本棚」に紹介済。

【続・タイムスリップ恐竜時代_古代の海へ】Chased by Sea Monster〈イギリス〉2003年
製作/BBC_World Wide、Framestore CFC
☆2004年_NHK教育にて放映。ウミサソリからメガロドンまでを網羅した古代の巨大海洋生物紹介番組。 DVDも英語版は発売済み。書籍は「本棚〜モンスター解説書」を参照の程。
「BBC ウォーキング with ダイナソー&モンスター」として、レントラックジャパンから発売中。

【ディープブルー】Deep Blue〈イギリス、ドイツ〉2003年
監督/アラステア・フォザーギル、アンディ・バイヤット
☆BBC_World Wideとグリーンライト・メディアによる海洋ドキュメンタリー作品。撮りためた膨大な映像(過去に公開済のものも含む)を、見事な編集で飽くことなく見せてくれる。

【アクアノイド】AQUANOIDS〈アメリカ〉2003年
監督/ラインハート・ペシュケ
☆半魚人とジョーズの折衷話…という事で良いのか? 海洋ホラーのタイトルをベラベラ並べるシークエンスがあった。これを蜿々と続けるのも面白いかも。

【古代都市の七不思議】Seven Wonders of Ancient Rome、Seven Wonders of Ancient Greece、Building the Great Pyramid〈イギリス〉2004年
製作/アトランティック・プロダクションズ
☆ディスカバリー・チャンネルから発売されている作品を、_NHK教育で日本語ナレーション付きにて放映したもの。全3回シリーズ。様々な謎の古代建造物や幻の文明をCGで再現している。アトランティス大陸絡みです。…となると昔の「人類巨大伝説」も入れねばなるまい。

【Johnie Walker Fish】〈イギリス〉2004年
制作/Framestore CFC
☆ジョニーウォーカーのCMフィルム。WEB上で視聴可能。

【ローレライ】〈日本〉2005年
監督/樋口真嗣
☆原作・福井晴敏。二次大戦下、超高感度索敵装置を搭載した日本海軍潜水艦による最後のミッションを描いた作品。

【ライフ・アクアティック】Life Aquatic〈アメリカ〉2005年
監督/ウェス・アンダーソン
☆製作は2004年。海洋探検家兼ドキュメンタリー監督のズィスーが、幻の巨大鮫を追い、探査船ベラフォンテ号で海へと乗り出します。というキャッチコピーに惹かれて、未見ですが入れてしまいました。ポスターを見る限り、笑劇作品か?微妙〜。

【SURFACE】〈アメリカ〉2005年
監督/ジョシュ&ジョナス・ビート
☆新種の海洋生物の脅威を描いたTVシリーズ作品。未見、よく判らず。

【INVASION】〈アメリカ〉2005年
総指揮/ショーン・キャシディ
☆不思議な光を浴びた人々が水棲化していく「盗まれた街」のフロリダ版らしい。未見、よく判らず。

【愛しのアクアマリン】Aquamarine〈アメリカ、オーストラリア〉2006年
監督/エリザベス・アレン
☆劇場未公開、ビデオのみのため未見です。原作はアリス・ホフマン「恋におちた人魚」。未だにレンタル屋にも入らず、流石わが町です(トホホ)。

【TSUNAMI】TSUNAMI〈ドイツ〉2006年
監督/ヴィンフリート・エルスナー
☆製作は2005年。荒っぽい海底資源採掘が原因で、大津波が発生するというパニック作品。見せるために、大津波の波長が短くなっているような気がするが、実物を体験した事が無いので不明。被害描写も甘め。

【サウンド・オブ・サンダー】A SOUND OF THUNDER〈アメリカ〉2006年
監督/ピーター・ハイアムズ
☆ブラッドベリ「雷の轟くような声」が、個人の贖罪で終わっているため、最後まで面倒を見た作品。過去改変による衝撃波で人間は魚人になってました。

【Deep Sea】 〈アメリカ〉2006年
監督/Howard Hall
☆IMAX用作品のDVD化。華々しい受賞歴の作品だが、リージョン1仕様なので要注意か。大型映像向けなので、管理人のビンボー環境ではもったいないかも。という事で未見。同じくIMAX作品、1994年公開の「Into the Deep」もDVD化済み。

【エイリアンズ・オブ・ザ・ディープ】 〈アメリカ〉2006年?
監督/ジェームズ・キャメロン、スティーヴン・クエイル
☆海底探査ドキュメンタリー。一応。

【海底火山の謎】 〈アメリカ〉2006年?
製作・総指揮/ジェームズ・キャメロン
☆海底探査ドキュメンタリー。

【ブループラネット】The Blue Planet〈イギリス〉2006年発売
監督/アラステア・フォザーギル
☆「ディープブルー」の基になったBBC制作のTVシリーズ。

【グエムル:漢江の怪物】〈韓国〉2006年
監督/ポン・ジュノ
☆漢江に現れた両生類もどきの巨大生物を扱った「反米」映画らしい。

【プラネットアース】〈イギリス〉2007年発売
制作/BBC
☆従前とは異なるHDの採用に加え、最新の撮影機材の性能が相俟って、驚異的なクオリティを実現したシリーズのDVD-BOXも登場。

【スターゲイト:アトランティス】 〈アメリカ〉2007年?
監督/
☆アトランティスが宇宙空間にあるという設定を、今頃、映像化するのだから多分自信があるのだろう。という事で未見です。

【校長先生とクジラ】〈日本〉2007年
監督/山村浩二
☆グリーンピース依頼による作品らしいが、ちょっち趣が異なっており安心して鑑賞できます。『文化と政治が絡んだ複雑な問題』を2分でどーしろというのだグリーンピース。次回は御用聞きのツマラン所に製作を依頼しなさい。

【シーモンスター】2007年
制作/ナショナルジオグラフィック
☆首長竜の兄弟を主人公とした古生物ドキュメンタリー。Real D方式による上映作品。

【シレーナ】Sirena<日本>2007年
☆主演・監督:高樹沙耶。女性フリーダイビングの日本記録保持者でもある監督が、マスク無しで人魚に扮する。

【インパクト・ゼロ】Impact Zero 〈アメリカ〉2008年
監督/ガブリエル・ブログナー
☆一応、「海底2万マイル」の映画化ですが、この扱いはどうかと思います。

【ドルフィン&ホエールズ】2008年
☆バハマ諸島やトンガ王国周辺のイルカや鯨の生態。

【ワイルド・オーシャン】2008年
☆アフリカの海洋生物をとらえた海洋ドキュメンタリー。

【深海獣レイゴー】〈日本〉2009年
監督/林家しん平
☆龍を模した深海怪獣レイゴーと戦艦大和の戦いを描いた怪獣映画作品。

【深海獣雷牙】〈日本〉2009年
監督/林家しん平
☆1970年代前半風の閉塞感とショボさが特徴的な、深海怪獣ライガと防衛隊の戦い。

【Deep Sea-Quel 3D】2009年
☆「ブルーオアシス」第3弾。南オーストラリア、ニュージーランド、太平洋の深海を紹介する。

【プライミーバル】Primeval 〈イギリス〉2009年の放映だが、製作は2007年
制作/インポッシブル・ピクチャーズ
☆恐竜SFTVムーヴィ。時空の亀裂から、現代に現れる恐竜・魚竜・微生物の脅威を描いた作品(全編は未見)。

【海底ミカンの皮マイル】〈日本〉2009年
監督・脚本・制作/すなふえ
☆スケール不明の潜水艦(和室付き)を舞台にした、ミカンの皮が主人公のユルユル・パペットアニメ。

【メガシャークvsジャイアント・オクトパス】〈アメリカ〉2009年
監督/エース・ハンナ
☆巨大氷山に閉じこめられていた巨大ザメと巨大タコが、時空を越えて決着をつける。

【ザ・リグ:深海からの覚醒】The Rig〈アメリカ〉2010年
監督/ピーター・アテンチオ
☆石油採掘基地を半魚人が襲うらしい。未見。

【第7鉱区】SECTOR7〈韓国〉2011年
監督/キム・ジフン
☆ボーリング船の隊員たちを襲う、未知の生物の脅威と正体。

【バトルフィールド・アビス】〈アメリカ〉2011年
監督/トレイ・ストークス
☆超巨大な白いマッコウクジラとエイハブの闘い。

【バトルシップ】Battleship〈アメリカ〉2012年
監督/ピーター・バーグ
☆米国海軍が、地上降下可能な巨大航宙船や機動兵器と対決し、撃滅するという作品。

【BLUE IN THE MW】〈日本、DMF〉
製作/Dream Monday Family
☆ブロードバンド配信作品。ハイビジョン実写とCGによるファンタジー作品。

【海の民話】〈日本、DMF〉
製作/Dream Monday Family
☆ブロードバンド配信作品。「猿と亀の話」「くじらの由来」「八重山の人魚/人魚と津波/魚女房」「どっちが速い?」「魚のなる木」。

【人魚をめぐる異世界の物語】〈日本〉2009年
演出/田辺剛
☆(映画ではなく、演劇です。)

【アースレイジ】Bermuda-Dreieck Nordsee〈アメリカ〉2013年
監督/ニック・ライオン
☆海底下のガスが抜けてドドーン。

【ゴーストシップ2013】Ghost Voyage〈アメリカ〉2008年
監督/ジェームズ・オックスフォード
☆・・・パクリだった。

【バトル・オブ・アトランティス】Atlantic Rim〈アメリカ〉2013年
監督/ジャレッド・コーン
☆「パシフィック・リム」のパチモン映画。感覚的に1960年の実写「鉄人28号」的テイストがたまりません。

【パシフィック・リム】Pacific Rim〈アメリカ〉2013年
監督/ギレルモ・デル・トロ
☆深海の異次元トンネルから来る大怪獣と有人巨大ロボの激突。

【パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々/魔の海】Percy Jackson: Sea of Monsters〈アメリカ〉2013年
監督/トール・フロイデンタール
☆2010年公開作の続編。

【ゴースト・シャーク】Ghost Shark〈アメリカ〉2013年
監督/グリフ・ファースト
☆未見だが、この系のお話しは短編で複数ある。

【シャークネード】Sharknado〈アメリカ〉2013年
監督/アンソニー・C・フェランテ
☆パッケージでネタは把握し妄想中だが未見。

【ポセイドン・レックス】Poseidon Rex〈アメリカ〉2013年
監督/マーク・L・レスター
☆海洋モンスターパニック。

【エンド・オブ・ザ・オーシャン 北極海と勇者の冒険】〈オランダ〉2011年
監督/ライナウト・ウーレマンス
☆北極・北東航路を探索するアドベンチャー作品。