備考

ここの制作環境

Macintosh

さらば、ジョブズ

管理人の私用マック購入と並行して、Appleに戻ってきたスティーブ・ジョブズ。金属筐体の角張った製品(=PM4400)が出たというのは、今思えば末期的な状況だったワケで、直後の増槽付きPowerMacG3の不格好なブツからスタートした時は、何処へ向かうのかと思った。以降の製品群は、わざわざ書き並べる必要がないほど知名度を得た。

どの製品も洗練されるのに3世代ぐらいかかっている。筐体のデザインは重箱(G4 Cube)が今でも最良だが、薄型化・小型化・軽量化は各々あの製品に向かったワケで、世間が幸せなら良いヨ。

実際の所、iTunes Storeよりレンタル店の方が作品内容が充実しているので、オンライン販売はわずかしか利用していない…というのは、日本の地方都市ならではの状況かもしれない。母艦のマックはともかく、日常はiPadやiPhoneではなく雑記帳や白ノートで済ませる事が多い。まだiPadは2世代目(次は有機ELか新デバイスだったか?)だし、ジョブズ監修の製品も見たかった。ともかく、創業者亡き後のAppleが勘違いをして、今のSONYみたくならない事を祈る。

Mac mini (Intel Core2Duo)

2011年初頭、とうとうIntelMacに乗り換えました。いろいろヴァージョンアップされると、使えたものまで不可になる怖れがあったので若干焦りつつ、です。
ウィンドウズ環境は、「Miku Installer」で仮想レイヤの具合を確認後に 「Fusion」を導入し、遂に1台でなんでもありな環境が実現した。

メモリを8GB積んだとはいえ、かつての仮想化ソフトとは根本的に違う体感速度で、非常に快適です。非サポートの極古OSも使用可のため、古いソフトがサクサク動くのは助かりました。
動作しなくなった「クラリスワークス」は、元々ハイブリッド版だったので仮想環境上で使用可能になりました。当サイトの原型・個人誌版(1998年)のファイルがIntel-Mac上で展開できたのは、かなり嬉しかった!

音に関しては結局、「G4Cube」+「WavioMSE-U33HB」+アナログレコード・プレイヤーの組合せを越える品質が得られず、本機が壊れる前にデジタル変換を完了せねばならないのであった。新発売のデジアナ・コンバータを使えばイケそうな気もするが、もしもの時の切り札にしておこう。

Mac miniはタテ置きも可能ではあるが、DVDの取扱い時に微妙に影響するらしく、ヨコ置きでないと再生できないディスクがあった。全製品ではないとは思うが、水平に設置して使うのが良いかも。

Mac minimacmini (PowerPC)

2008年にPowerPC版Mac_miniの中古を購入しました。現在のサイト更新は本機によっています。

貧乏に拍車がかかり、旧世代のアプリを引き続き利用するため、G4Cubeのバックアップという位置づけです。2010年現在、Mac_mini本体のOSにはLeopard、Firewire ExtHDDにはTiger(本機自体はPanther可)が入っており、Classicに対応可能とはいえ、動作しないアプリも幾つか生じています。

いずれはIntel_Macに全面移行するでしょうが、摩滅するまで使い続ける道具のようなアプリは、ギリギリまで引っ張る事になるでしょう。Web系や動画が関わっていなければ、2005年の環境をずるずると維持していたかもしれない。
(モニタや外付けHDD・ペンタブレットは、低価格化の恩恵を享受している。)

G4Cubeは結局、当初のMacOS9起動に戻し、LP・EPレコードのデジタル化に当ててます。Cube用の周辺機器もすでに10年目に入っており、どれから壊れていくか見守りつつ運用する日々。

PowerMac G4CubePowerMac G4Cube

発売当時のモニタ報告では、傷や異常動作等が頻々と報告されていましたが、今も元気で動いています。ケータイ着信時の誤動作等もありません。とにかく静かで、HDDが駆動していなければ無音です。

MacOS_Xについては、一応10.1.3を試しに入れてみましたが、実作業には使用不可と判断しました。その後、MacOSX10.3にアップしたら動作が劇的に改善されました。マイクロカーネルからモノリシックに変更されたらしい。10.2では少々物足りなかったUNIX系アプリ対応も改善され、最小の手間でMySQLが使えるようになりました。ついでに純正マウスもやめて、SANWA SUPPLY製5ボタン・ホイール付きを使ってます。MacOS9でも専用ドライバを使えば、同じスペックを発揮します。今の所、これが最良ではないかと思います。
まっエーとこばかりではないが、やっと使えるレベルに達したような気がする。音声入力について言えば、シェアウェア「Amadeus II」がないとモニターしながら保存できません。

もし新製品を購入したら、G4Cubeは自宅サーバ化する事が確定してます。既にPHP等のテストにも使用してます。

PowerMac4400PowerMac4400

この閲覧室の前身である「海・活」誌を制作した機体です。

Macintoshを最初に触ったのは、社内報を制作するとかで導入された時でした。起動や操作感それに画像の取扱い易さが別世界のようでした。問題点も一応聞かされてはいましたが、退職した際に発売されたばかりのPowerMac4400グラフィックモデルと周辺機器一式を購入しました。マザボが互換機用のTanzaniaIIだったのが幸いして、今は亡きインターウェア社のPicpomも装着できました。この機能と「Painter_4.0」の組合せのおかげで、ビデオからキャプチャした画像をシームレスにつないで、パノラマ化するという作業が容易になりました。

このような機能は、当時のWindows機ではまだまだ一般的ではありませんでした。この時点では、ハードウェア面でもMacが有利でした。はっきり逆転し出したのは、この2年後ぐらいです。
 現在このモデルは、一部のソフトを動かすためだけに使用するぐらいです。古いヴァージョンのQuickTimeが必要な作品のみという事になります。

※P.S.(2007.05.07)遂にPowerMac4400が、お亡くなりになりました。
本サイトの元データ作成に活躍してくれましたが、最近はめっきり起動する機会も減っておりました。現在、MacOS8以前のアプリが、クラシック上でどうなるか確認中です。期待はしていませんが、まず駄目でしょう。
生前の活躍を偲んで、遺影を3点付録MacOS8Tシャツを並べました。(合掌)

周辺機器

G4Cubeは、メモリとAirMacカード以外の増設が不可能なため、周辺機器の環境がノートパソコン並みというのが最大の欠点です。ビデオについてはソニー製「メディアコンバータDVMC-DA2」、音声入力はオンキョー製「WavioMSE-U33HB」を追加せざるを得ませんでした。今は、外付けハードディスク120GBも追加しています。上記以外は、前モデルの物をコンバータで使い回ししていますが、流石にガタが来始めてます。SIIのImagePad_Proなどは、もはや中古屋にも出ないシロモノです。

Mac2台とWin機は一応LANでつないでます。AppleTalkと「WinMounter」によるデータのやりとりから、MacOSXのみでWin機とのデータ交換に移行しました。さくっとアクセスできます。

周辺機器は買った数の割りに外れが少なく、スカは一件だけです。その名は、Hit's Communications「FireWire to SCSI」というコンバータです。このメーカは神戸市の産業団地内に立ち上げたベンチャーでした。マック対応を表記していたものの、肝心のドライバ開発が全然できていませんでした。ユーザからリクエストを受けて開発するという旨がWeb上に表明されていました。しかし、それってほとんど詐欺では…。そもそもFireWireを搭載しているのはマックのみだった時代です。購入してから2ヶ月後、この会社はトびました。そりゃ潰れるわナ。

あと、モニタをPC3台で使い回しするための切替器や定番の可搬ストレージ等々があります。「絵の陳列室」の作品はImagePad_Proを使用してます。ペンタブレットをビニルパックに入れて使うと、滑り具合が紙に近くなって描き易いです。ただペン先の消耗が激しいので、そろそろ買い替えの時期かも。

※P.S.(2010.06.12)上記の通り、Mac mini(PowerPC G4)に代わったのでボツボツ新しいブツが入っている。

MS-Windows+IntelAkia MicroBook

サイト制作への貢献度は低いですが、例によって、Windowsのみ対応のソフトがあるため、アキア社のMicroBook_GIGAを使用してます。音がやたら大きい事以外は問題なく、現役で稼働してます。

逆に、PC本体でスカだったのはコンパックでした。OSとアプリのインストールを購入者本人が行なうシステムでしたが、肝心のインストールCDが激しく劇しく烈しくキズついていました。読み取り不可であえなくスカの仲間入りです。どんな製品管理をしていたのか、見てみたいような酷さでした。代りはデルのOptiplexで埋め現在に至ります。既に、これも相当古いですが特に不都合もないので、壊れるまでこのままでしょう。

バリバリMac野郎みたくですが、昔々はMicrosoft社の製品ばかりで仕事していました。アプリもMultiPlan系列等ばかりでした。他に、Vine_Linuxと「HANCOM Office」も用意してあるのですが、最近は眠らせてしまってます。

※P.S.(2010.06.12)2009年にMS-WindowsとPC-UNIX用に各々ノートパソを導入したが、出番があまり無い。

Others

PC本体を最初に購入したのはキャノン製の液晶モニタ一体型パソコン。Let's Noteを異様にゴツくしたようなタイプです。現在から見てスペックが異様に低い事を嘆いても仕方がないとはいえ、これで6年もたせるのはキツイものがありました。内蔵ハードディスクが無い時代の事。これが実はNavi Conection経由の販売で、パソ通とセットになってました。最初の案内時は、どんな凄い情報の嵐が待っているのかと思ったのですが、どうしようもなく貧弱な内容でした。進歩の早すぎるハードウェア面は仕方ないとしても、自社のコンテンツが無いに等しいのは、どうかと思いました! ま、現在はどーでも良いことですが。

これも今はどーでも良いのですが、CCCDもかなり鬱陶しかったです。Macは幸い対象外(眼中になし…とも言う)でしたが、メンドーなのでCDを買う数は確実に減りました。ここ数年、音楽の持ち歩きも全くしなくなりました。頭の中では別の音が鳴ってます。

最後になりましたが、当閲覧室のうち「Tの本棚」作成にあたって、「書協「Books」と出版社ホームページ」を参考にさせていただいております。その他、多くのオンライン・ソフト開発者に多謝。