戦前の「繁華街」については「百人の佐野物語・第36集」に
編纂されている。表題には「商店街」という言葉が使用されて
いるが「商店街」は戦後の産物である(参考書籍の受け売り)。

表題通り戦前の駅下り。商店が立ち並ぶ状況を、聞き書きに
よって図示している。タクシーではなく、人力車の帳場が存在
していたのが象徴的。いわゆる個人商店なので、現在も店自体
は在る。しかし、新規出店への配慮(インフラ、拡張性等)は
皆無で、未来を見ていなかったとも言える。店主個人の責任で
運用するのだから、それも勝手といえば首肯するしかない。 

だから、商店街ではなく商店群でしかない。

図の名称が「使用場所見取図」となっているのも、多くがテナ
ントだからだ。管理人個人の記憶だが、管理人宅の近所に何軒
もの菓子問屋があった。自家製の冷し飴等を販売している店舗
も多くあった。かく言う管理人宅も、祖父がアイスやかき氷・
心太(ところてん)・べっこう飴(型抜き)等を製造販売していた。
自家製木工玩具も扱っていたらしい。そんな町だったのだ。  

現在のお店は、市の公報や店舗案内で確認できるはずなので、
管理人個人が利用している各種店舗を列記しておく。通販は
無く、立ち寄るしかないのだが…(無意味な情報の極みw)。

石原蒲鉾店

イモ天がおいしいっす。

まつみ玄璽

洋菓子店。バラエティ番組での紹介いく度かあり。

  かねひろ

地元でも獲れる「がっちょ(ネズミゴチ)」の唐揚げ。
ここもTVでよく紹介される。

なかむら

和菓子店。お菓子はJA直売所「こーたりーな」に卸しているので、お店ではところてんのみ(w)です。

食べるものばっかりですが、あと

杉本
たこ焼き。醤油味のみで且つ、中に入れるの
が特徴(これが本来の形)。管理人はカリカリ
に焼いている方が好みっす。       

川崎鮮魚店
道が狭くて、StreetViewが不可でした。
魚を使った各種お惣菜が美味いっす。
概ね、昼に閉店しますので、お早めに。

超ローカルなネタでしたw。最近ご無沙汰している、
お好み焼き「文福」。市の広報誌には載りにくいお店を
中心に、滅びゆく佐野町場商店街からポンポコピー…。